WEBZINNE

website-buildingのサムネイル

ウェブサイト構築

無料で利用できるECショッピングカートまとめ

WEBZINNEトピックス編集部のアイコンWEBZINNEトピックス編集部

公開日:2022年2月7日

かつては有料が当たり前だったECショッピングカートですが、現在では無料で利用できるサービス・CMSが多くあります。今回は、ECサイトを始めるのに最適な無料ECショッピングカートをまとめました。

サービス

まずは無料のECショッピングカートサービスを見てみましょう。

サービス名 初期費用 月額費用 カード決済手数料
Square オンラインビジネス ¥0 ¥0 3.6%〜
BASE ¥0 ¥0 3.6%+¥40+3%
FC2カート ¥0 ¥0 4%~
イージーマイショップ ¥0 ¥0 5.0%+¥40
カラーミーショップ ¥0 ¥0 9.6%

どれも初期費用・月額費用が0円で利用できます。ただし、サービスによっては10%近い決済手数料を取られることがあります。売上規模によっては、課金サービスを使った方が安く上がることもあるので注意しましょう。

コスパが良いのは、「Square オンラインビジネス」と「FC2カート」。無料で使えて決済手数料も平均的な%パーセンテージなので、安心して、長く使えます。

逆に決済手数料が5%を超えるようなサービスは、月額料金が無料であったとして、なるべく避けましょう。

無料CMS

オープンソースなどで配布されているCMS(Content Management System)なら、自分でサーバーにインストールするなどで利用料を気にせずショッピングカートを使えます。(サーバー費用は別途必要)

サービス名 初期費用 月額費用 カード決済手数料
Welcart (WordPress) ¥0 ¥0 利用決済会社による
EC CUBE ¥0 ¥0 利用決済会社による
osCommerce ¥0 ¥0 利用決済会社による
Zen Cart ¥0 ¥0 利用決済会社による

オープンソースのCMSとしては、EC CUBE、osCommerce、Zen Cartが歴史も長く、定番です。定番3つの中では、EC CUBEが一番人気があるCMSです。

WordPressのブログなどにカート機能を追加したいなら、WordPressプラグインのWelcartが良いでしょう。

サービスを使う?CMSを使う?

ECサイトのショッピングカートを選ぶときに悩むのがサービスを使うか、CMSで自前サーバーで構築するかという点です。

サービスを使うメリットとしては、

  1. サーバー費用込み
  2. セキュリティが高い
  3. エラー・バグなどが少ない
  4. クレジットカード決済機能も込み

という「簡単に使える」という点です。

無料CMSを使う場合のメリットは、

  1. 利用料がかからない
  2. 自由度が高い
  3. 機能追加が自分で出来る

といった、コストと自由度の点です。

ある意味正反対なメリットですが、どちらが良いかは利用方法や規模によって異なるでしょう。

サービスタイプは、契約して審査が通ればすぐに使えるというメリットがある反面、自由度が少ないため好みのデザインがないとカスタマイズをするのに苦労したりします。また、売上規模が大きいと、有料プランでないと利益率が低いのがデメリットになります。

無料CMSは、自由度が高くデザインも知識があれば好きなものにできます。Pay.jpなどの決済サービスを使えばCMSは本当に安く使えます。しかし、構築には知識と時間が必要です。また、売上規模が大きくても手数料は一定なので、利益率を一定に保てるため、利益予想が立てやすくなります。

「ウェブサイト構築」の記事