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公開済み記事をリライトする意味・メリットと運用方法

WEBZINNEトピックス編集部のアイコンWEBZINNEトピックス編集部

公開日:2019年12月18日

公開した記事をリライトするのは面倒で後回しになりがちですが、「ニーズの最適化」や「SEO効果」など色々なメリットがあります。今回は、記事リライトをする意味はあるのか?メリットや運用方法を見ていきます。

記事をリライトすることで得られるメリット

記事のリライトは「記事の鮮度を高める」作業

Webサイトの記事は、作成時点では最新の内容でも、月日が経つことで次第に「古い内容」になっています。記事をリライトすると言うことは、簡単に言えば記事の鮮度を高めるための作業とも言えます。

古い記事は、最新の情報をキャッチアップできてなかったり、「すでに内容が現在にはそぐわなくなっていたりします。特に、値段や数字系が絡む記事(例えば、税金周りや料金など)は、月日が経つことで変更されることが多いでしょう。

こうした点からも、記事をリライトしっかりとメンテナンスをすることが、サイト全体の評価を高めることに繋がります。

見直し効果で記事の精度を高める

記事を作成した時点では「しっかりと書けた」と思っていても、後日見返してみたら誤字脱字や言い回しの違和感など、意外と修正点が見えてくるものです。

記事を作成した時点とは違う気分・感覚で見返すことで、記事の精度を高めたり、「こういう言い回しはやめたほうがいいな」と言う、これから書く記事へのフィードバックも得られます。

SEO効果も期待できる

記事のリライトは、コンテンツの質を高める作業なので、そのままSEO効果が期待できます。

また、リライトの際にタグやカテゴリ付けも見直すことで、内部リンクの構造を強化することができるので、リライトする記事以外にもSEO効果を高めることができます。

記事リライトの運用方法

では、記事のリライトはどのように運用していくのが良いでしょうか?

アクセスのある記事を上位から順番にメンテンスしよう

記事のリライトで大事かつ手がつけやすいのは、アクセスのある記事です。

アクセスがあると言うことは、SEO的にもニーズ的にも評価があると言うことですので、しっかりとリライトをして、さらに上位を目指しましょう。アクセスがある=読まれている記事と言うことでもあるので、リライトをするモチベーションも高くなります。

また、アクセスのある記事は普段のアクセスチェックなどでも頻繁に目にするので、リライトするためのリストとしてキャッチアップしやすいと言うメリットもあります。

検索エンジンにインデックスされていない記事

アクセス順にチェックしたら、次にリライトしたいのは「検索エンジンにインデックスされていない」記事です。

検索エンジンがインデックスをしない理由はいくつかありますが、「クロール済み-インデックス未登録」という記事からリライトしていきましょう。

「クロール済み-インデックス未登録」と言うのは、検索エンジンが「クロールして中身を見たけど、検索エンジンに登録する価値がないと判断した」記事なので、何かしらの問題(コンテンツ量が少ないなど)がある場合があります。

リライトをすることでこうした問題に対処しましょう。

ただし、「検索エンジンにインデックスされない=ダメな記事」と言う訳ではありません。検索から流入がなくても、サイト内のコンテンツとして必要だと思ったら、無理にリライトをしなくても大丈夫です。

リライトをルーティンにするために

サイトは次々と新しい記事を追加することができるため、リライトは後回しにしてしまいがちです。リライトを後回しにしないためにも、リライト作業をルーティンにしましょう。

記事の最終更新日を意識しよう

サイトを運営していると「新しい記事」に意識がいきがちですが、記事のリライトは「コンテンツの鮮度をあげる」と言う意味では、新しい記事を作成するのと同じ意味があります。

その意味でも、サイトを管理する際は「記事の最終更新日」を意識すると良いでしょう。作成日ではなく、最終更新日から1年以上立っている記事がないか?と言うフィルタで管理するだけでも、リライトをルーティン化できます。

月初・月末などリライトデーを作ろう

日々のメンテンスが難しい場合は、月初・月末など区切りの良いタイミングに「リライトデー」を作ると良いでしょう。

コンテンツの量や作業量に合わせて、月単位から週、一日と範囲を狭めて「新規作成と同じくらいリライトする」ルーティングができれば完璧です。


公開済み記事をリライトする意味・メリットと運用方法をみてきました。

検索エンジンも記事の鮮度を重要視しているので、記事のリライトは重要です。この機会にぜひ取り組んでみてください。

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