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手間ばかりで効果なし?2021年のGoogle AMPページを占う

WEBZINNEトピックス編集部のアイコンWEBZINNEトピックス編集部

公開日:2021年2月15日

手間ばかりで効果なしと言われるGoogleなどが立ち上げたAMPフレームワーク。最近のトレンドや実際の需要などから、2021年のAMPフレームワークを占います。

少しずつ開発者が離れてきたイメージのAMP

AMPはGoogleが中心となって立ち上げた、モバイルウェブサイトのフレームワークです。Googleの検索結果での高速表示や、Discoverなどのフィードに採用されやすいということで、2018年頃から大いに採用が進みました。

しかし、AMP自体がWebページの表現にかなりの制限を加えるフレームワークであることから、徐々に開発者が離れていっているイメージがあります。

実際、Googleのモバイルページの検索結果を見ても、AMPキャッシュを示すイナズママークがないページが増えてきていることがわかります。

また、Googleは徐々にAMPページを優遇しなくなってきているとも言われ、2021年に入る頃から「AMPはそろそろ終わる」という声が聞こえてくるようになりました。

発表から数年経ってもAMPが浸透しない訳

開発コストの割に成果が芳しくない

初期の頃こそ、GoogleはAMPを採用したサイトがどれくらい成果が高まったかということを宣伝していましたが、他の成功例はあまり見ません。高度なサイトほど、Javascriptの制限が厳しいAMPページは「全く別のページ」として開発する必要があり、開発コストが最大で2倍かかってしまいます。

最初は「効果がありそうだから」ということで取り組んできた運営者側も、2倍のコストをかけてまで取り組むべきものではないと判断し始めているのかもしれません。

表現力・機能性が落ちる

AMPと通常コンテンツの混在をうまくできたとしても、AMPページ側は様々な制限があるため、どうしてもサイトとしての表現力が落ちます。WebサイトはSPA化が進むなど、どんどん「ネイティブアプリ」に近づいていき、表現力や機能性を高めているのが最近のトレエンドなので、AMPはそのトレンドに逆行しています。

SEOでの優位性がないことがわかってきた

実際にはGoogleはAMPページを優先するとは明言していませんが、Discoverなどで表示されることでSEO効果があるとされていました。

初期の頃はみんなが「SEOで優位性があるなら」と取り組んでいたAMPですが、最近ではAMPページでなくてもDiscoverに掲載されるケースもあり、「優位性がないなら取り組む必要なし」という判断をしても不思議ではありません。

2021年はAMP離れが進みそう

以上のような状況から、2021年はサイト運営者のAMP離れが進みそうな予感がします。

実際のところ、AMPの成功事例や新機能の追加もかなり落ち着いてきており、Googleとしてもどれくらい力を入れるのかが不透明なところがあります。

ただし、AMP自体は「とりあえず、ある程度の見た目のサイトをすぐに作れるHTML・CSSフレームワーク」としてはかなり優秀なので、簡単なサイトを構築するケースでも、2021年でもまだまだ使えるフレームワークの一つであることには変わりません。