キーワードを最適化してSEO強化
まずはSEOキーワードの最適化をしましょう。有料ツールを使わなくても、完全無料のGoogle公式ツールで、十分にキーワードニーズを調査できます。
Google検索
Google検索は、キーワード調査としても使えます。Google検索では「ランキングの現状」を調査します。
例えば、
- 検索結果の現状把握
- サジェストワードで出てくる関連キーワード
を調査します。サジェストキーワードは、関連キーワードを組み合わせて、どのように組み合わせが変わるかもチェックします。
また、検索結果をチェックするだけで、Google検索結果に「穴」を見つけることもあります。
例えば、「iPhone SE 初代 レビュー」と検索したのに、iPhone SE 2020に関するページばかりが出てきたら、そこはGoogleのキーワード最適化ができていないキーワードです。
Google トレンド
Googleトレンドは、現状のキーワードニーズの「状態」を調査します。
- 現状のキーワードの増減傾向を知る
- 関連キーワードでキーワードを広げる
- 知っているワードと比較してボリュームを推測
と行った形です。
地味に使えるのが「知っているワードと比較してボリュームを推測」する方法。
もし、Aというキーワードで1位を取っているのなら、Aというキーワードの月間検索ボリュームは、Search Consoleから実数が出せます。Bというキーワードのボリュームが知りたいのなら、AとBを比較することで、おおよそのキーワードボリュームを推測することができます。
キーワードボリュームが少ないと結果が出てきませんが、その場合は少し母数の多そうな類似キーワードと比較して、ニーズを測りましょう。
サイト・ページを最適化してSEO強化
これまでは、Google検索というマーケットでの市場調査でした。それができたら今度は自サイトの調整を行いましょう。
Search Console
Google検索エンジンから見たサイトの状態をチェックするのがSearch Console。ここ数年で、有料ツールが不要になるくらい便利になってきているので、この機会に使いこなしてみましょう。
詳しくは下記の記事をどうぞ。
新しい・改善キーワードがザクザク見つかるSearch Consoleの効果的な使い方
Google検索エンジンから見たサイトの状態をチェックする「Search Console(旧ウェブマスターツール)」。新しいキーワードや改善すべきキーワードを発見し、サイト運営のプラスになる情報を引き出す、Search Consoleの使い方を見ていきます。
構造化データ テストツール
構造化データは、GoogleのSEOだけでなく、SNSでの見栄えなど、様々なシーンで有用です。
- 各ページの構造化データに過不足はないか
- 構造化データにエラーはないか
をチェックしましょう。
PageSpeed Insights
すでに常識化していますが、ページスピードはSEOでの効果は少ないですが、サイトに訪問したユーザー体験を向上させるのに非常に重要です。
PageSpeed Insightsは、ページの表示速度に関して問題点を提案してくれます。
最適化して、ユーザー体験を高めましょう。
完全無料のGoogle公式ツールでSEOを強化する方法をみてきました。
SEOというと、どうしても外部ツールを利用する傾向がありますが、Google公式のツールでも十分SEO 強化ができます。
特に初心者の方は、有料ツールを使っても「データの意味や使い方がわからない」ということもあると思いますので、まずはGoogle公式ツールで慣れて、物足りなくなったら外部ツールを使うという形でも良いでしょう。