ドメインを引っ越しする前にチェックしたいポイント

サイトやサービスを一新する時など、意外とあるのがドメインを引っ越し。ワクワクする作業でもありますが、SEOなどリスクがある作業でもあります。ドメインを引っ越しする際にチェックしたいポイントをまとめました。

引越し先の新ドメインのリンクを確認しよう

旧ドメインがどれくらい外部被リンクを得ているか

Googleなどの検索エンジンは、301リダイレクトをすれば基本的には新ドメインにSEO評価を移乗します。問題は被リンクで、旧ドメインに対して貼られている外部被リンクは、基本的には旧ドメインに向いたままになります。

リンクを送ってくれているサイトが、リンクの書き換えの依頼を気楽に出来るような間柄ならばよいですが、簡単に修正依頼ができないようであれば、新ドメインへの引っ越しは慎重に行うべきです。

もし、新ドメインに移行する大きな理由があるのであれば、多少費用がかかっても、新しいドメイン向けの良質な被リンクを得るまでは、「旧ドメインも並行して運営する」ほうが得策でしょう。両方運営していても、301リダイレクトをしていれば、重複コンテンツにはならないので安心です。

ドメインコストは2倍になってしまいますが、これまで積み上げてきた被リンクを失うリスクから比べると安いものです。

旧所有者がいるドメインかチェックしよう

ユニークな名前のドメインならばあまりありませんが、短い名前や単語を使ったドメインは、新しいドメインに旧所有者がいることがあります。

基本的には問題にはなりませんが、旧所有者のサイトがGoogleなどからペナルティを食らってドメインの手放しケースがあったり、そのドメインに対してアダルトサイトや暴力的なサイトからの被リンクが貼られたりすると、サイト運営上問題が生じることがあります。

そうならないためにも、新しいドメイン名を決める際には、Googleでインデックスページを確認したり、被リンクチェッカーでリンクが向いているドメインをチェックしましょう。

被リンクチェッカー | Ahref

法的に問題ドメイン名かをチェックしよう

ドメイン名は、選び方によっては企業の商標などを侵害する可能性があります。規模が小さい場合は見逃されるケースがほとんどですが、ある時突然権利元から侵害や利用料の請求などが届くというのはない話ではありません。

新しいドメインへの移行は時間と体力を使う作業ですので、失敗しないためにも商標周りなどには注意しましょう。

ドメイン名やサイト名の決め方については、下記の記事をどうぞ。

長く使えるドメインなのかを検討しよう

ドメインに引っ越しやURLの変更は、先程の被リンクなどのようにSEO面で大きなリスクを追います。しっかりと対策を練った上で実施しないとSEO評価が旧ドメインよりも下がるということはよくあることです。

その意味で、出来ればドメインへの引っ越しはこれが最後になるように、長く使えるドメインを採用するようにしましょう。

ブログサービスの終了など何かの理由があって、すぐにドメインの移行が必要な場合でも、1日でも良いのでじっくりと時間を取って決めるようにしましょう。仮にまる一日取られたとしても、再度ドメインを引っ越しすることになるよりかは、圧倒的に時間の節約になるはずです。


ドメインを引っ越しする前にチェックしたいポイントを見てきました。

大手サイトなどではなく、中小規模のサイトはリニューアルの時にドメインを変えることは比較的あることです。しかし、サーバーの引っ越しと違って、ドメインの引っ越しはSEO面でのリスクが大きいも実情です。

SEO的な視点でいうと、サーバーとは違ってドメインは「運営期間の長さとコンテンツ量でSEO評価を積み重ねていくもの」なので、ドメインの引っ越しによってそれがリセットされかねないことも、しっかりと覚えておきましょう。