「FID の問題: 100ミリ秒 超」の原因と改善方法

「FID の問題: 100ミリ秒 超」の原因と改善方法をまとめました。FIDは、CWVに関連する項目なので、今後はSEO的にも対応が必要なポイントです。

FIDは「Core Web Vitals(CWV)」の一つ

First Input Delay (FID)は、Googleが行なっている「ウェブにおけるユーザー体験の向上を目的とした取り組み(=Web Vitals)」のうちの一つの指標です。「ユーザーがページ内で何かのアクションを行なったときに、ブラウザが実際に反応するまでの時間」と解説されています。

FIDは「警告」「改善が必要」「警告」の3つの値で評価されます。

意味 良好 改善が必要 警告
FID 初回入力遅延 0.1秒未満 0.1〜0.3秒 0.3秒以上

Search Consoleで「FID の問題」が出ている場合は、「0.1〜0.3秒 -> 改善が必要」「0.3秒以上 -> 警告」のどちらかになっているかと思います。

FIDの解析データは「Chrome UX レポート」を元に計測しています。つまり、Googleのクローラーではなく実際にサイトに訪れたChromeブラウザユーザーの実績値になるため、確度は高めの指標です。

「FID の問題」の原因

Webページの読み込みが遅いことが原因のように思えますが、FIDは操作に関する指標なので、厳密にはページ読み込み速度とは関連がないことがほとんどです。

一般的にFID問題が起こる原因は、Javascriptコードの実行で、コードのエラーや広告コードの追加などによって発生することがあります。

自身で書いたスクリプトでなくても、計測タグや広告コードなど外部から読み込んだスクリプトが問題になっているケースもあります。

「FID の問題」の解決方法

ページ置けるJavascriptの使い方が、単純な「機能を追加するだけのライブラリ」などの場合は、必要性と天秤にかけて、ライブラリをオフにするのがベストです。

一方で、Javascriptフレームワークを使っていたり、AMPページの場合は、Javascriptライブラリを削除出来なかったりするケースもあるかと思います。そうした場合は、FID の問題は根深い場合があるので、きちんと原因を探った上で解決するようにしましょう。

「FID の問題」が解決出来たかを確認する方法

これはGoogleのPageSpeed Insightsを使うのがベストです。

PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsには、「First Input Delay(FID)」という項目があります。ここが問題Search Consoleで修正の検証を送信して構いません。

ちなみに、Search Consoleでの「FID の問題」は、特別問題がないのに出てくることもあります。FID の問題が出てきたから調べてみたら、FIDが5ms以下だったということもあるので、何回も頻出するようだったら深く検証するというルーティンでも問題ないかもしれません。


「FID の問題: 100ミリ秒 超」の原因と改善方法をみてきました。

これまでは、FIDに関しては「目標値」くらいのものでしたが、アップデートによってランキングシグナルになることがわかっているので、放置しないできちんと対応するようにしましょう。